![]()
このサン・フランチェスコ教会には、ピエロ・デッラ・フランチェスカの代表作であるフレスコ画『聖十字架の伝説 (Leggenda della Santa Croce)』があります。この作品はルネッサンス絵画の傑作の一つと言われています。ピエーロ・デッラ・フランチェスカはアレッツォ出身の初期ルネサンス美術の巨匠で、ウルビーノのモンテフェルトロ公のもとで働いていました。ルネサンス美術史における彼の株が急上昇したのは比較的最近のことです。
近年のピエーロ・デッラ・フランチェスカの再評価も手伝って観光客は増える一方です。礼拝堂の見学は事前に予約をしておいた方がいいでしょう。15年かけた「聖十字架伝説」の修復が終わったのはつい最近のことです。
![]()
この町で最も美しい教会として愛され、町の中心に位置するグランデ広場にあります。ピサ・ロマネスク様式のファザードが力強く美しいです。この横にある鐘楼は40もの窓があり『チェント・ブーケ (Cento Buche = 100の穴)』との別名を持ちます。
ロマネスクーゴシック様式からピサールッカ様式の上段部にいくにしたがって小さくなる柱と、14世紀半ばに建てられた5階建ての鐘楼が目を引きます。教会の背後には、毎月1回(第1日曜とその前日の土曜日)にアンティーク市が開かれるアレッツォの街の中心、グランデ広場(Piazza Grande)に面しています。
正面外観は1140-1200代のピサ・ロマネスク様式
| トスカーナ州が大好きで旅行していますが、このSanta Maria della Pieve教会はその中でも大好きな教会の一つです。この教会を見に毎回アレッツォに行っています。 (2004年8月:コダカ 神奈川県) |
![]()
ゴシック様式の簡素なドゥオーモ。奥にはデッラ・フランチェスカのマグダラのマリアのフレスコ画がある。
![]()
シエナのカンポ広場を思い起こさせる美しい広場。中世の建物と塔が並んで落ち着いた雰囲気です。この広場で毎月第一日曜日とその前日の土曜日に、中部イタリアでは最大級で、ヨーロッパ各地からアンティーク・ファンが集まります。アンティークの市(Fiera Antiquaria)で有名なアレッツォの街の中にはいくつかのアンティーク家具を売る店が見られます。
毎年6月と9月にはこのグランデ広場で伝統行事「サラセン人の馬上槍大会”(Giostra del Saracino)」が行われます。1593年から続くこの競技は、街の4つの地区ら2人の代表が選ばれ、馬に騎乗した中世の騎士が、木で出来たサラセン人をかたどった人形(Buratto Re dell Indie)に向かって走り込み、持った槍をどれだけ的の中心に近く刺したかでその得点を競います。この競技はシエナのパリオと並び、トスカーナの町の世界的に有名な伝統行事となっています。
広場の設計は、アレッツォが生んだ画家・建築家として有名なジョルジョ・ヴァザーリです。
| シエナのカンポ広場もいいですが、アレッツォのグランデ広場も美しいです。ここでガイドブックを広げてのんびり過ごしましたが吹き抜ける風がとても気持ちよかったです。友達と家族にもこの広場で絵はがきを書いて送りました。 (2006年10月:みさき 京都府) |