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パドヴァのお勧めスポット… 建物編

パドヴァの教会と聖堂パドヴァ大学(ボー宮殿)の内部。歴史を感じる作りで大学とは思えないほど豪華です。

町の中心街はイタリア語でチェントロ・ストーリコといいます。歴史ある建物がひしめきあっている区域です。これらの建物はもちろん現在でも庁舎や美術館、博物館などとして使われているものがほとんどです。地元の人も観光客にも開放されていて、日常生活に密着し、馴染んでいるものばかりです。パドヴァの代表的な建物、そして私のお気に入りのパレスを紹介します!

【パドヴァ在住 白浜 亜紀】スタッフプロフィールを見る


ラジョーネ宮(Palazzo della Ragione)

ラジョーネ宮ラジョーネはイタリア語で『裁判所』という意味です。その昔は裁判所と使われていて、今は市場です。面白いですね。

ラジョーネ宮内壁にはジョットのフレスコ画が豪華です。

5つ星
町の中心です。通常、サローネとも呼ばれています。この建物は1218年に着工、1306年に完成、裁判所として使われていました。

ガランと広い内部には1420年のジョットのオリジナルのフレスコ画が見られる、などここも壁画は見モノです。ここのフレスコ画は占星術にちなんだものとなっています。

大きな木馬があり、ドナテッロによるガッタメーラのコピーです。

1 階のアーケードは“ソット・サローネ(サローネの下)”と通称され、肉屋、魚屋、チーズ、ハム、ドルチェなどなど、様々な食料品の専門店が並びます。ラジョーネ宮の南北をはさむ広場(エルベ・フルッタ)には野菜、果物、そして衣料品から雑貨にいたるまで毎日市場が立ちます。毎朝たくさんの人々が買い物に訪れるとても活気のある場所です。

開館時間:9:00〜18:00
料金:4ユーロ(催し物開催時)
パドヴァ・カード有効



パドヴァ大学(Universita' di Padova = Palazzo del Bo)

パドヴァ大学イタリアで2番目に古い大学(最古はボローニャ大学)。ガリレオやコペルニクスもくぐった門は威厳があります

パドヴァ大学大学近くでは大学卒業を祝う若者たちを見かけることがあります。記念に写真を撮っておきましょう・・・

5つ星
パドヴァを語るには欠かせないのがパドヴァ大学です。
1222年からの歴史のある大学です。別名の“ボー”とは、その昔、ここに肉屋があったことから。“ Bue/ ブーエ(牛)”→“ Bo/ ボー”となったとか。

有名なのが、解剖学の教室(Teatrob Anatomico/ テアトロ・アナトミコ)や壁画のフレスコ画や装飾品が見所の大教室(Aura Magna/ アウラ・マーニャ)などです。これらはガイドツアーに申し込むと見ることができます。

1500 年代にはガリレオ・ガリレイもこの大学で教壇にたったとか。また1678年にパドヴァ大学を卒業したヴェネツィアの才女、エレーナ・ルクレツィア・コルナロは世界初の大学卒の女性として知られている、など世界的なスポットでもあるのです。

イタリアの大学を卒業(学位をとる)することは大変名誉なこと。(=難しいのです。)厳しい試験を通りぬけてめでたく学位をとった学生は、その友人、仲間、家族からのお祝いの恒例行事が待っています。思い思いのコスプレのような格好をし(させられ)紙吹雪の舞う中、「ドットーレ!ドットーレ!・・・」と大きな歌声の中、盛大な祝福を受けます。パドヴァ大学の前を通ると、こういう光景にしばしば遭遇します。見ていて微笑ましい(?!)ものです。…でも、本当はこの歌、とても下品な歌詞なんです、、、。
電話番号:049.827.5111
URL: www.unipd.it
(↑ガイドの時間などは曜日ごとに違いますので要確認)

カッラレージ城(Castello di Carraresi)

ラ・スペーコラカッラレージ城

4つ星
中心街南東に位置するお城です。1200~1400年代後半、つまりパドヴァがヴェネツィア共和国の領土になる前まで、パドヴァを支配していたカッラレージ家の城です。1237年に建てられました。

パドヴァはその昔は壁に囲まれていた町(Città murata/ チッタ・ムラータ)でしたが、1300年代に造られた壁はこのお城を中心に作られました。(その後、ヴェネツィア共和国時代には領土拡大のため、それよりも外側に壁が造られています。パドヴァは 2 重構造の壁の町でした。)

建物は当時、町で一番の高さを誇っていたのでしょう。1500年代、ガリレオ・ガリレイはこの城にそびえる塔の上部を天文台とし、自身の研究に勤しんだとされています。1761年にはパドヴァ大学の天文学部がここに置かれ、現在でもこの地で学生たちが学んでいます。
1994 年からはここは天文博物館(Museo della Specola/ ムゼオ・デッラ・スペーコラ)とされ、公開もされています。

この城は私の大好きな場所。朝の静かな中、日中の日差しの中、また日が暮れるときなどどの時間帯に行ってもいつも美しい姿を放っています。控えめながらとっても美しい塔です。ここを訪れる観光客がかなり少ないのは少しだけ中心地から離れているせいでしょうか。

《ラ・スペーコラ博物館》
開館時間:(10月~4月)11:00〜16:00 (3月~9月)11:00〜18:00
(日曜日)11:00〜16:00
月曜休館
電話:049.8759840
料金:7ユーロ
URL:www.pd.astro.it