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Hosteria Cambusa (オステリア・カンブーサ)

パドヴァのレストランHosteria Cambusa
店の外観。なんとも素気ないのですが、上に小さく掲げられた船のマークが目印。店のある路地は目立たないので、道の曲がり角に看板を立てようと、近所の商店とお金を出し合ったのにも関わらず、それが半年以上たった今も、まだできあがってこない、とか。

パドヴァのレストランHosteria Cambusa
オーナーのルイジ。笑顔の似合う髭面、話好きのとっても温かい人物。店内の雰囲気と彼の人柄がまさしく合致しています。

パドヴァのレストランHosteria Cambusa
店内の様子。壁には店名にちなみ、船の写真や絵、置物などが所狭しと飾られています。ひと目で彼の趣味が手に取るようにわかります。

パドヴァのレストランHosteria Cambusa
彼がヴェネツィア時代にホテルのお客さんであった世界中の有名人と撮った写真も壁いっぱいに貼られています。この写真をネタに想い出話に花が咲きます。でも、いつも話しの内容は一緒。

パドヴァのレストランHosteria Cambusa
カウンターの端にあるチケット(惣菜)。アンティパストとして、酒の肴として、またセコンド・ピアットの代りに軽く済ませたいときなどにお勧め。好きなものを好きな分だけ頼めます。

パドヴァのレストランHosteria Cambusa
昼食に頼んだパスタ。ゴルゴンゾーラ、アマトリチャーナ、アラビアータのソースのリガトーニ。料理の内容については特筆するほどではない?!(ルイジ、ゴメンなさい。)

パドヴァのレストランHosteria Cambusa
こちらはカウンターから出してもらったタコとセロリのサラダ。シンプルで旨い。

パドヴァのレストランHosteria Cambusa
サラミやハムも切り分けてくれます。地元のサラミ、ソップレッサをいただきましょう。

3つ星 ヴェネツィアのホテルで長年バーテンダーとして名を挙げてきたオーナー、LUIGI DE GAETANO/ルイジ・デ・ガエタノ氏の店です。気さくでしかも人柄の良い彼を象徴するかのような店内。落ち着いた店内で旨い食事とつまみ、そしてお酒がゆっくりと楽しめます。完全な地元客、そして馴染み客だけが集まる店ですが、決して入りずらさはありません。味のある、そして話好きな彼にぜひ会いに行ってください!
雰囲気 4つ星
値段 4つ星
総合 4つ星

趣のある居酒屋スタイル。

店名からみる業態は、”オステリア”ですが、ここの主人は”バーカロ”もしくは”チケッテリア”とあくまでも言い放ちます。ちなみに”バーカロ”、”チケッテリア”とは、ヴェネツィアを中心としたこの土地特有のスタイルの業態。バールに似てはいますが、店内にあるカウンターの周りで立ち飲みするスタイルが基本。お酒を飲みながら店内に並んでいる惣菜(つまみ)を肴に、薄暗い店内(ここが重要!)で顔見知りとおしゃべりを楽しむのです。このひとつまみの惣菜のことを”チケット”と呼びます。なかなか、風情があっていいものです。ですので、改まった食事はちょっと。。。といった晩にふらっと立寄る、なんていう使い方ができます。

そして、その店名は…

店名の『カンブーサ』とは、イタリア語で船の食品貯蔵庫を指します。オーナーのルイジは大の海好き。海をこよなく愛します。2001年にここに店を開くまで、4店の店を経営してきた彼は、いつでもその店名を海にちなんだものにしてきました。彼は自分で店を持つ前は、ヴェネツィアの大きなホテルのいくつかのバーでバーテンダーとして名を挙げてきた人物。ですのでこの店を見ると彼の好み、趣味がよーく表れています。ちなみに彼は今でも世界のバーテンダーのコンクールに出続ける、大変前向きな人物。彼の風貌も店の雰囲気も彼の人柄からくるもの、なのです。

もちろん食事だってOK!

居酒屋、とはいいますが、もちろんしっかりと食事も楽しめます。ランチ時には地元のビジネスマンなどが食事をさっととっている姿をよく見かけます。また、オーナーの人柄から、馴染み客も多く、地元の政治家なんかも自分の家で食事をとるような感覚でほとんど毎日、それも同じ時間に訪れるのです。メニューの内容はいたってシンプル。特に変哲もない(?)のですが、家で食べている家庭料理のような温かみがあります。おまけにリーズナブル。決して気張ることなく食事が楽しめます。

でも、やっぱり”夜”、でしょ!

アルコールメニュー、充実しています。もちろんワインもお手頃で質の良いものが揃っています。閉店時間も遅いので、ワイン片手にゆっくりとした時間を過ごす、なんとも至福の時間を過ごせます。お勧めなのは、カウンターにある惣菜”Piatto della casa/ピアット・デッラ・カーザ”、つまりは自家製の皿(惣菜)です。好きなものを一皿選び、ワンドリンクで10ユーロ、とコストパフォーマンスもバツグン。イタリア人はそれほど多量なアルコールを一度に飲まないので、グラス一杯のワインで何時間でもしゃべっています。…ここに人がたくさん集まるわけもうなずけます。ちなみにこのセット価格、ランチ時も有効です。

気になる”チケット”(おつまみ)は…?

毎日、というほどでもありませんが、その日によって内容は変わります。魚介のフライ、オリーブの肉詰めのフライ、魚介のマリネ、ニンニクのオイル漬け、フレッシュチーズのオイル漬け、野菜のキッシュ、ポルペッティ(肉団子)、モッツァレラ・イン・カロッツァ(モッツァレラのフリット)etc。カウンターに行って自分の目で確かめて、好きなものを小皿に取り分けてもらいましょう。もちろん、チーズやサラミ・ハム類も。

パドヴァ担当 白浜亜紀
私が「オステリア・カンブーサ」をお勧めします!

お勧めは絶対に夜!です。個人的にはリーズナブルなのでランチ利用もするのですが。地元のワインを始め、イタリア全土のワインが手軽にしかも美味しく楽しめます。もちろん、カクテルもつくってくれます。オーナーは日本人びいきでもありますので、ぜひ声をかけていただきたいです!

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店名 Hosteria Cambusa (オステリア・カンブーサ)
住所 Via Sant'Andrea, 12, Padova
行き方 パドヴァ旧市街地中心部に入ってすぐ、ピアッツァ・カヴールが見えたら右に折れる小路を入った右側。右折する角には銀行”Uni Credit”があります。
電話番号 049.656740
定休日 月曜日
営業時間 11.00-15.30, 18.30-25.30
予算 25ユーロ前後
メニュー 《アンティパスト》Carpaccio di Manzo/牛肉のカルパッチョ、Gamberoni Olio e Lomone/エビのサラダ(レモンとオリーヴオイルで)、Insalata Capreseカプリ風サラダetc各10ユーロ
《プリモ・ピアット》Pappardelle Piacere/パッパルデッレお好みの味で、Rigatoni Amatriciana/リガトーニのアマトリチャーナ、Gnocchi al Pomodoro/ニョッキのトマトソース、Pasta e Fagioli/インゲン豆のパスタ、Bigoli di Bassano in Salsa/ビーゴリイワシとタマネギのソース 各6ユーロ
《セコンド・ピアット》Filetti alla Panna e senape,al Pepe Verde,all'acetto Barsamico…/牛のステーキ(クリームとマスタードのソース、緑コショウのソース、アチェットバルサミコ…)16ユーロ、Seppie in Umido/イカのトマト煮、Trippa alla Parmigiana/トリッパの煮込み、 Baccal_ al Vicentina/ビチェンツァ風バカラの煮込み、Baccal_ Mantecato/バカラ・マンテカート 各10ユーロ