サンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ教会(Santa Maria Sopra Minerva)

サンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ教会
ローマで唯一残っているゴシック様式の教会。パンテオンから左の脇道を上っていくとすぐ左手に見えます。
教会のファザードと広場がともに四角くて可愛い雰囲気を持っています。

サンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ教会
教会の目印はベルニーニが発案したとされる「象のオベリスク」。これも愛嬌があって良いですね。
新しいものに見えますが歴史があるんですよ。

サンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ教会
内部に入ると息をのむ美しさです。特に天井のブルーと金に輝く星が文字通り神秘的です。信者でなくても心落ち着く神聖な空気が漂います。

サンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ教会
内部にある礼拝堂はどれも豪華絢爛。照明はタイマー式で小銭を入れると点灯されます。他の人が入れるのを待ってみるのも良いかも。

サンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ教会
ミケランジェロ作の「あがないの主イエス・キリスト」像。簡単に手が届くところにオリジナルがあるのは、イタリアの懐の深さなのでしょう。

サンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ教会
フィリッピーノ・リッピの「受胎告知」。美術館のような教会に圧倒されます。

お勧め度:5つ星

イタリアに行くと教会見学も飽きてくると思いますが、ローマのこのサンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ教会はぜひ一度は訪れて欲しい教会です。外観はシンプルながら中に一歩入ると鳥肌が立つほど神秘的で幻想的。パンテオン神殿からも近いので、20分だけ時間を作って寄ってみましょう。入館無料です。


美術作品満載のサンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ教会

パンテオン神殿のすぐわき、目立たないところにひっそりとたたずんでいるのが、サンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ教会。ローマで唯一のゴシック建築のファザードはとてもシンプルで控えめ。ついつい見過ごしてしまいそうですが、実はこの教会は美術館並に豪華な美術品が残っているのです。もちろん入場料はなし。入ってみなくてはもったいないです。

ミネルヴァ神殿の上に建てられました

サンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ教会は、古代ローマの守護女神ミネルヴァ(ギリシア神話のアテナ)の神殿の上に建てられた教会で、「ソプラ」とはイタリア語で「上」という単語です。目印になるのが教会前の広場にある象のオベリスク。これはベルニーニが発案したもので、知性と教養をその象徴である象を使って表現しています。ミネルヴァも知恵の女神として広く知られています。

内部は豪華、入った瞬間に息をのみます!

内部は三廊式で、交差ヴォールトで宇宙を表している濃いブルーの天井がとても美しいです。金色の星と聖人たちが描かれていて、外観からは感じられないほど、広々とした空間を作り出しています。もちろんゴシック様式の教会には欠かせないバラ窓も正面上部にあり、聖母マリアの周りに純潔を表す白い百合のステンドグラスがはめ込まれています。

美術館のような豪華な作品群に圧倒!

教会の中には美術館にも劣らないような貴重な美術品が散らばっています。教会に入ると写真付きで作品一覧の案内図があるので確認すると良いでしょう。
右側の翼廊には15世紀にカラファ枢機卿の命によって作られた「カラファ家の礼拝堂」があって、フィリッピーノ・リッピ(Filippino Lippi)の「聖母被昇天」「受胎告知(Annunciazione)」のフレスコ画が描かれています。

イタリアの守護聖人、サンタ・カテリーナの物語

主祭壇の下には、イタリアの守護聖人の一人であるシエナの聖カテリーナの遺体が葬られています(※もう一人はアッシジの聖フランチェスコ)。
カテリーナは1347年にシエナの裕福な染物屋の娘として生まれ、両親の反対を押し切って18歳の時にドミニコ会に出家します。人生の大半を病人や貧者を援助することに捧げ、布教のため北イタリアを旅しています。
1376年から亡くなる1380年までは、教皇庁をアヴィニョン(フランス)からローマに戻すことに尽力し、キリストと同じ33際(1380年)にローマで亡くなりました。
死後、シエナの人々は彼女の遺体が町に戻ることを望みました。ただ検問が厳しいため、頭部のみを鞄に入れて持ち帰ることを計画します。しかし警護兵に見つかり鞄を開けざるをえなくなった時、奇跡がおこったのです。その頭部はバラの花びらに変わり、無事シエナに到着するとまた元の頭部に戻ったのです。この伝説のため、カテリーナはいつもバラの花を持った姿で描かれています。

すごい!ミケランジェロの彫刻が普通に置かれています

主祭壇の左の柱前にはミケランジェロ作の「あがないの主イエス・キリスト(Redentore)」像があります。ミケランジェロの作品がなんの囲いもなしに間近に見られるところがイタリア芸術の奥深さを感じます。大理石像にブロンズの腰布が違和感を感じますが、それもそのはず、「裸体像は破廉恥だ」ということで後から付けられたものです。
このほか、フラ・アンジェリコ(Fra Angelico)の「聖母子像」、ベルニーニ(Bernini)の彫刻作品など美術館にも劣らない美術品が満載です。ローマに来たら是非立ち寄って欲しい教会です。

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イタリア在住:堂 剛
イタリア在住者からのアドバイス

僕のお気に入りのローマ散策ルートは、トレヴィの泉、ナヴォーナ広場、パンテオン、そしてこのサンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ教会です。僕が行ったときは教会内はフラッシュなしでのカメラ撮影はOKでした。観光客もそこまで多くないのでゆったり見学できました。くれぐれもミサの邪魔だけはしないように・・・。

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施設名 サンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ教会(Basilica di Santa Maria Sopra Minerva)
住所 Piazza della Minerva, 42 - 00186 Roma (Lazio), Italy
電話番号 +39 06 679 3926
休館日 なし
営業時間 平日:7:00-19:00
休日:8:00-19:00
料金 無料
サイト http://www.basilicaminerva.it/
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