リベルタ広場(Piazza della Liberta')

Piazza della Liberta' in San Marino
リベルタ広場は、サンマリノ共和国のメイン広場です。この広場を抜けるとアドリア海が一望できる展望台があります。

Piazza della Liberta' in San Marino
実際に議会が開かれているサンマリノ政庁。内部も見学する事ができます。秋から冬にかけては、残念ながら普通の警備官が立っています。

Piazza della Liberta' in San Marino
よくオリジナルは美術館に保存されていたりしますが、こちらの自由の女神は本物。女神の冠には、長年に渡ってこの国を守ってきた3つの城砦がデザインされています。

Piazza della Liberta' in San Marino
サンマリノ政庁に向かって右側には、この国を作ったと言われる石工師のマリーノ像があります。

2008年にはユネスコの世界遺産に登録。そんな旧市街の見どころを紹介します。

中世ヨーロッパの面影を残す旧市街は、サンマリノ共和国の見どころの一つです。ヨーロッパ内では、長い歴史の中で色んな戦争が繰り返されてきましたが、サンマリノ共和国は1700年もの間、独立国として存在し続けた長い歴史を持っています。つまり様々な戦火を免れ、旧市街を囲む城壁や町並みを当時のまま残しているのです。買い物目当ての観光客も訪れるために、少し観光地化している部分もありますが、旧市街には様々な歴史的建造物があり、また山頂からの大パノラマは息を飲むほどです!ここでは、リベルタ広場をご紹介します。

一般人が首相になれる???サンマリノ独自の政治体制

リベルタ広場は(Piazza della Liberta`)は旧市街の真ん中にあり、旧市街入り口のサンフランチェスコ門(Porta San Francesco)からジグザグに坂道を登っていくとたどり着きます。“リベルタ”とは“自由”という意味で、サンマリノ共和国の国旗にもこの文字が記されているほど。いかにこの国が中立・自由を重んじてきたのかが想像できるかと思います。リベルタ広場には議会が行われているサンマリノ政庁(Palazzo Pubblico)があります。政庁内で開かれる議会は見学する事ができるそうで、国の財政を観光収入で賄っているサンマリノらしいアイデアですね。

さて、このような小さな独立国では、政治などはどうなっているのだろう?と思いませんか?政治は議員60人に加え、4月と10月に元首の役割をする執政と呼ばれる人が議員の中から2人選ばれて運営されています。つまり、半年間ですが一般人が首相になるようなもの!権力の集中を防ぎ、常に民主主義の精神を守ってきたこの国ならではの政治体制です。またサンマリノ共和国は、人口3万人ほどで、日本で言うと種子島の人口と同じくらいです。そこで、ほとんど皆が顔見知りの為に、裁判官は外国人を雇って公平さを保っているそうです。これも他の国では見られないものです。

立ち止まって見てほしい“サンマリノ政庁前の衛兵交代儀式”

サンマリノ政庁前で、春から夏にかけて30分毎に行われている儀式があります。それは衛兵の交代儀式(Cambio della Guardia)です。バチカン市国のそれも有名ですが、こちらも負けてはいません。政庁前で警備に当たる衛兵は1人ですが、儀式には他に3人の衛兵が加わり、合計4人で儀式が行われます。カメラを手にわらわらと集まる観光客をよそに、掛け声に合わせて武器を構えたり、足踏みをしたりとなんだか重々しい雰囲気が漂います。ところで、サンマリノ共和国の衛兵達はとっても個性的な服装でかわいいです。白いスパッツの上から真っ赤なズボンに緑のベルト。紅白のリボンがついた深緑のジャケット。かぶった帽子の先には赤いポンポン。期間は5月から9月までですが、ぜひ1度は見ておきたい儀式です(8時半から18時30分までの30分おき)。

アメリカの自由の女神より古いんです!“元祖”自由の女神

さて、自由の女神と言えば、誰もがアメリカのマンハッタンを思い浮かべるのではないでしょうか。アメリカにある自由の女神は、フランスから友好のしるしとして贈られたものですが、サンマリノ共和国にある自由の女神(la statua della liberta')は、それよりも古いものです。トスカーナ地方、カッラーラ産という良質の大理石が用いられ、イタリアの彫刻家ステファノ・ガッレッティによって作られました。そして1876年、サンマリノ共和国内のアックアヴィーヴァ市(Castello dell’Acquaviva)の伯爵夫人となったベルリンのヴァージェナー伯爵夫人から、自由のシンボルとして、サンマリノ共和国へ贈与されました。リベルタ広場に毅然と立つ“元祖“自由の女神は、長きにわたって民主・中立・自由を重んじてきたサンマリノ共和国のシンボルとされています。ちなみに、サンマリノ共和国が発行する2セントコインの裏側には、自由の女神がデザインされています。

リミニ在住:石井 教子
イタリア在住の筆者からアドバイス

旧市街はそれほど広くありません。観光、買い物とゆったり見てまわれます。また、香水や化粧品、酒類も免税価格で安く販売されていますので、ちょこっと買いたい人にはおすすめ。サンマリノのお店は遅くまで開いており、またライトアップもされているので、夕方から来られても十分買いものが可能です。(リミニ在住:石井 教子)


名称 サンマリノ政庁(Palazzo Pubblico)
住所 Piazza della Liberta', 47890 San Marino, サンマリノ
電話番号 +378 882259
休館日 1月1日、11月2日午後、12月25日
入館料 3ユーロ(政庁内美術館も見る場合は4,50ユーロ)
開館時間
1月1日から3月13日
10月24日から12月31日
9時〜17時(入場は16時半)
3月14日から6月12日
9月19日から10月23日
月〜金:9時〜17時12分(入場16時42分)
土日:9時〜18時12分(入場17時42分)
6月13日から9月18日 8時〜20時(入場19時半)
地図
大きな地図で見る



Copyright© 2005-2018 AmoItalia.com All Rights Reserved. アーモイタリア旅行ガイド
本サイト内の掲載内容、リンク先で生じたいかなるトラブル、損害、損失、不利益に対して当サイトは一切の責任を負いません。
プライバシーポリシー collaborated with BELGIAPPONE.COM