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ヴェネツィアの中心であり、玄関口となるのが本島の湾に面したサン・マルコ広場。サン・マルコ寺院、ドゥカーレ宮殿、コッレール博物館、新政庁、時計塔に囲まれたこの広場は世界で最も美しい広場ともいわれ、世界から観光客が集まります。
季節によって、特に冬の季節は高潮の影響で広場が浸水することがあり、橋桁が渡されます。普段は広場周りを取り囲むバールやレストランのオープンな席が用意され、音楽の生演奏が行われています。
| ベネチアの「クチコミ」トイレ事情 サンマルコ周辺にはトイレの看板を多く見かけますが、そのほとんどが有料トイレです。通常は50〜60セントです。 「ヴェニス・カード」所有者は無料となります。 (2007年7月:ベネチアだいすき 東京都) |
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福音記者マルコにささげられた聖堂で、9世紀にエジプトから運ばれた聖マルコの遺体を納めています。
正面の入り口上部には4頭のブロンズの馬像が掲げられていますが、これは紀元前400年ころの作品で、ベネチア十字軍が13世紀にコスタンテイノープルより持ち帰ったものです。
建物中心に輝く羽のあるライオンは、ヴェネチアの守護聖人サン・マルコのシンボルで、ヴェネチア映画祭のデザインにもなっています。
内部はみごとなモザイク画で装飾され、ビサンチン美術の影響が多く見られます。一番奥の主央祭壇の後ろには黄金の祭壇画「パラ・ドーロ(Pala d'Oro)」があり、聖人像が七宝や、黄金、無数にはめ込まれたの宝石によって描かれています。
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サン・マルコ広場にあるドゥカーレ宮殿は、共和国の総督邸兼政庁として、8世紀に創建され、その後火災などにより15世紀に現在の形に改修されました。
外観はゴシック風のアーチが連続し、イスラム建築の影響も見られる細やかな装飾が施されています。
入り口はサン・マルコ寺院右側の宝物館の裏にあります。内部で特に有名なのがルネッサンス期のヴェネツィア派を代表する画家ティントレットが描いた「天国(Paradiso)」で、7×22メートルその作品は世界最大の油絵とも言われており、2階の大評議の間にあります。
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サン・マルコ寺院の正面にあるナポレオン翼の2階と3階にあるのが、コッレール美術館。館内には、絵画、ガレー船の模型・古地図・中世の硬貨など、当時のヴェネツィア人の風俗や生活を知ることができます。他にも昔のメニューという面白い展示品もあります。
有名な作品
アントネッロ・ダ・メッシーナ作「ピエタ(Pieta')」
カルパッチョ作「ヴェネツィアの二人の婦人(Le due Veneziane)」
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ドゥカーレ宮殿の裏側にあり、ドゥカーレ宮殿内部の階段を降りるとこの「溜め息の橋」を渡ることができます。写真を撮るのなら、溜め息橋の南側、港沿いにある「Ponte Paglia(ポンテ・パリア)」に出るといいでしょう。
白い大理石でできた「ため息橋」は屋根と壁とに完全に囲まれていて、小さな格子窓があるだけ。この橋はドゥカーレ宮殿の尋問室と古い牢獄とを結んでいて、ドゥカーレ宮殿地下の牢獄は、満水時には水で埋まります。
囚人がこの橋の小さな窓から最後のヴェネツィアの景色を見て、この世に別れを惜しみながら溜め息をついたと言われていますが、あくまでも伝説です。地元の人いわく、恋人同士がこの橋の下で日没時にゴンドラに乗ってキスをすると永遠の愛が約束されるといいます。
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ヴェネツィアの本島を逆S字に走る、最も大きな運河がこの「カナル・グランデ」です。全長3800メートルにもおよぶ運河は、この町の象徴でもあり、美しいパレスやヴィラが立ち並びます。
ヴェネツィアの船旅で一番魅力的な路線の一つが、このカナル・グランデを走る各駅の1番線ヴァポレット。通常の水上バスなので料金も安いですし(90分券5ユーロ)、地図を片手に美しいベニスの町を満喫するのに最適です。
バポレットの1番は、国鉄駅の南にあるローマ広場が始発駅なので、ぜひそこからいい席を確保して楽しみましょう。
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商業の中心であった地区にあるリアルト橋は、当初、木製の跳ね橋で「富の橋」と呼ばれていました。しかし崩壊や火災に何度も遭い、16世紀末に現在の石造りに変えられました。橋の設計案を一般から募集した当時、ミケランジェロも一般公募に参加しましたが、採用されたのはアントニオ・ダ・ポンテの作品。橋の下を多くの船が行き来できるよう大きな太鼓橋となっています。
19世紀まで大運河(カナル・グランデ)をわたす唯一の橋で、今もメイン大橋です。町のほぼ中心にあたり国鉄駅からサン・マルコ広場を結ぶ中間にあたるため、この橋の周辺は現在大きなショッピング街となっています。フィレンツェのベッキオ橋のように宝石店がならびます。ゆっくりと散策して買い物を楽しむのもいいでしょう。
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大運河(カナル・グランデ)の水面に瀟洒な姿を映すカ・ペーザロは、13世紀に運送業で富を築いたヴェネツィア有数の貴族で行政官のペーザロ家が18世紀に建てたバロック様式の館です。
2、3階には現代美術館(Galleria d'Arte Moderna)があり、ヴェネツィア・ビエンナーレに出品された作品が中心に展示されています。クリムトの「ジュディスII」のほか、シャガール、クレー、マティスの傑作もここに所蔵されています。
4階は東洋美術館(Museo Orientale)となっていて、日本、中国、アジア諸国から持ち込まれた象牙細工、陶器、絵画、衣装などが展示されています。
リアルト橋からヴァポレットで2つ目の停泊所です。
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「黄金の家」と名付けられた「カ・ドーロ」は1440年に完成され、当時は金が貼られていました。建築主のマリーノ・コンタリーニは最も美しく目を引くパレスを求めていたのです。実際カ・ドーロはヴェネツィア・ゴシックの最高建築とたたえられています。隅々まで繊細な装飾が施され、当時のベネチアの栄華を象徴しています。
内部は現在、フランケッティ美術館(Galleria Franchetti)として一般に公開されています。美術館だけでなく建築物の美しさも十分に堪能できます。特に運河に面した船着き場入り口はとても美しく、床は一面繊細なモザイクで覆われています。
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18世紀に建てられた「古のヴェネチア博物館」とも呼ばれるこの「カ・レッツォーニコ」内には「1700年代ヴェネツィア博物館(Museo del'700 Veneziano)」があり、当時のベニスの生活を家具調度品などから知ることができます。
絵画も展示しており、カナレット作「柱廊のあるカプリッチョ」やピエトロ・ロンギの「朝のチョコラータ」などがありますし、このパレスそのものが美術品で内部の美しさにはため息もでないほどです。
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サン・マルコ寺院とならんでヴェネツィアの看板観光名所となるのが、このアカデミア美術館です。14世紀〜18世紀のヴェネツィア派やトスカーナ派の作品が展示されています。
個人的にはこのアカデミア美術館よりも「カ・ドーロ」や「カ・レッツォーニコ」のほうが興味深かったのですが、ここにはジョルジョーネやジョヴァンニ・ヴェッリーニの作品があり、美術、とくにベネチア派に興味がある人は必見です。
※年間を通して事前予約は必要がないと思います。ハイシーズンでもすこし早起きすれば列に並ぶことなく入館可能です。
| ベネチア:アカデミア美術館 | |
| 休館日 | 1月1日、5月1日、12月25日 |
| 開館時間 | 月曜:8:15〜14:00 火曜〜日曜:8:15〜19:15 |
| 料金 | 6.5ユーロ |
| 住所 | Campo della Carità Dorsoduro n.1050, 30130 Venezia |
| 予約センター | 電話番号+39.041.52.00.345 月曜〜金曜:9:00〜18:00 土曜日:9:00〜14:00 |
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リアルト橋から北東に500メートルほど行くと、ゴシック様式のファザードが美しいジョヴァンニ・エ・パオロ教会があります。広場の前にはルネッサンス時代に作られたヴェロッキオ作「コッレオーニ騎馬像」もあり有名です。
13〜15世紀に建造されたこの教会には、町に唯一残されたといわれる16世紀のステンドグラス(ムラーノ島製)がはめ込まれており、日が差し込む時間がとても美しいです。
開館時間9:00〜18:00 日曜13:00〜18:00
有名な作品
ベッリーニ作「聖ヴィンチェンツォ・フェッレーリ祭壇画」、ロザリオ礼拝堂(Cappella del Rosario)、ヴェロネーゼ作「受胎告知(Annunciazione)」、「牧者の礼拝(Adorazione dei pastori)」、「聖母被昇天(Assuntazione)」
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「サルーテ」とはイタリア語で「健康」という意味、この教会はペストの疫病を治まったとき聖マリアに感謝する目的で、1630年に建設されました。バロック様式の美しい造りと、大きなクーポラが特徴的です。
サンマルコ広場の南西にあたり、アカデミア美術館の東に500メートルほど。ヴァポレット1番で「サルーテ(Salute)」で下船します。対岸からみるクーポラはまさにヴェネツィア風景の代名詞ともなっている景観で、多くの有名風景画に姿が残されています。
開館時間:9:00〜12:00、15:00〜18:00、日曜日:13:00〜17:00
11月21日に「聖母マリア奉献祭(Festa della Salute)」が開催され、サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会に渡るために、この日だけ大運河に浮き橋が渡されます。感謝の気持ち捧げるため人々はロウソクを手に、サンマルコ寺院から教会まで参列が続きます。